2016年 10月 09日
志の輔さんの落語会、気仙沼にて
9月8日、気仙沼へ行ったのは志の輔さんの落語を聞くため。
震災後、ほぼ日主催で復興支援的な意味合いも含め、「気仙沼さんま寄席」というオリジナルの寄席が3回企画されたのですが(私たち実は3回とも足を運んでいました)、この度はじめて普通の落語会を開催するに至ったと、志の輔さんと糸井さんがトークでお話ししていました。震災で大きな被害のあったこの地で普通の落語会が開催できるということがとても特別なことに思う、としみじみ話すお二人に頷きながら震災からの5年間をあっという間だと感じていました。
志の輔さんの落語会は6時半からスタートして、途中休憩をはさみながら9時頃まで続きました。ひとつの演目を聞いている人に飽きさせることなく、一人で1時間くらい喋り続けるその職人芸には圧倒されました。井戸の茶碗、とっても面白かった。私も磨けば光るかしら。
渡辺謙さんオーナーのK-portにも立ち寄りました。ここのクワトロ・フロマッジがとっても美味しかったのでまた持ち帰りしようと思って。写真は謙さんからこのお店に毎日送られてくるFAX。遠くにいても欠かさず送られてくるFAXはこの店で働くスタッフやお客様にとても大きな力になっているのではないでしょうか。私もこのお店に来てFAXを拝見する度、謙さんを通して世界とつながっている気がして勇気が湧くのです。
少し高台から見た気仙沼の港風景。
K-portの黒い屋根も見えます。新しい建物がだいぶ増えました。
気仙沼ニッティングのお店。
港の写真を撮った高台の道をさらに上へ行くとあります。平日だったので閉まっていましたが外側だけでも見たくて小道をてくてく。この外壁の藍色が素敵なんです。オープン日に一度だけ入ったことがありますが中身もシンプルでおしゃれですよ。いつかここの商品を購入できたらいいなぁ。
帰り道、登米あたりから見上げた空。
9月中旬、もう秋空。まるで雲の見本市みたい!とパチリ。
by zizo_cafe
| 2016-10-09 00:16
| 生活